こんにちは。
岡山市中区の「顔晴るセラピーRoom清水店」です。
最近、「代謝」という言葉をよくききます。「代謝を上げてやせる」などダイエットに関連したところでも、よくきくようになりました。
では、代謝とは?ときかれると、何となくはわかるけど、うまく説明ができないという方もおられるのでは…。
代謝とは、「外から取り入れた食べ物(栄養素)や酸素を、全身の細胞に運んで合成・分解して様々に活用し、不必要になった物を体外に出す」という仕組み全体を指します。すなわち、代謝は人間が生きるためにはとても大切なことなのです。
代謝には体内の細胞すべてを形づくる働きと、エネルギーをつくって消費する働きがあります。主に日々の生活やダイエットに影響があるのはエネルギーをつくって消費する働きのほうです。エネルギーを消費するのは、3種類の代謝です。
①基礎代謝…安静な状態にしている時に消費されるエネルギーによる代謝。体温を一定させたり、心臓を動かしたりと、生命を維持させるための必要最低限のエネルギーが消費されています。1日に人体が行うエネルギー代謝全体の大半を占めています。
もちろん、寝ている時も代謝は行われています。
②生活活動代謝…仕事や家事などの日常生活、スポーツなどの運動で消費されるエネルギー代謝。筋肉を動かすことで、エネルギーを消費します。エネルギー代謝の全体の割合は2~3割ですが、運動や食事を気をつけたり、筋肉を増やすことで代謝を上げることはできます。
③食事誘発性熱産生(DIT)…食事によって体内に吸収された栄養素が分解されて、その一部が熱となって消費されることで起こります。食事の後、安静にしていても体が温かいのは、この現象によって起こるものです。
(以上は【みるみる「代謝」があがる5つの習慣:笠倉出版社】参照)
代謝を上げていくことは、ダイエットはもちろん、人間が生きていくためにはとても大切なことだと改めて思う私なのでした。
代謝を上げる方法はまた次回にお話したいと思います。